伊藤建築デザイン

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Nov.2015 -  journal

どこまでも心地よいスペースを追求したLDK+α

築35年の木造住宅のリフォームです。
ノスタルジーを感じさせる懐かしい空間を表現したい希望がありました。

施主にとっての“懐かしい空間”を表現するために、

白い塗装の木の壁
古い無垢板材の床
ガラスの透明感 を利用しました。

古い無垢材をデザインしたビニール系床タイルの床は、
ビニールとは言っても遜色ない風合いです。
お掃除もし易く、貼り替えも可能です。
白い壁は杉板の縦羽目板に身体に優しい自然塗料を施しました。

もと和室と台所をつなげて、リビングダイニングスペースへ

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ガラスの引き戸の向こう側はもと押入れと床の間でした
2畳分だけ増築して多目的スペースに

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多目的スペースは、洗濯物を干したり・・・

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ペットの部屋にも使えます

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収納庫は棚の奥行きが浅く収納物が一目瞭然です

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他の部分をちょっと削ってでも、
収納庫にある程度のスペースを費やすことは大切だと思います。

収納がしっかりと出来ていると、
住む人の気持ちが安定し、豊かになると思います。

キッチンはくつろぎのスペースの一部として、
楽しみながらお料理が出来るように。

温水床暖房、
床・壁・天井には厚めの断熱材、今回のリフォームで出来る範囲の簡易耐震、建物のバランスにも考慮しました。

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